タイムマシンみたいなもんだ

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「君の名は。」の時系列の複雑さはなかなかのもの(ネタバレ??)。
もし,これから観る人は「時系列」に気をつけてもらえれば置いてけぼりを防げます。
できればメモ帳が欲しいですが(*^^*)

昨晩,高遠(たかとお)の家の屋根裏を探索。
私の大量の本やいらなくなった機械類がある中,なつかしいリファレンスマニュアルを発見。
なぜか,実験ノートが2冊はさまっているなあ。
陽にもあたっていないし,ネズミにもかじられていない。
あの時のままの姿をとどめていました。
口噛み酒はたった3年でホコリまみれでしたが,これは大丈夫。

それはそうと,映画のせいで口噛み酒がブームになりそうですね。

口噛み酒は、なぜ処女が噛んだ米で作るのか?

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発掘されたマニュアルは25-30年近く前に必死で読んでいたものです。
それが今後の人生にどう役に立つかなんて考えず,N88-Basic や X-Basic で物理運動プログラムをシコシコ作っていました。
X-Basic というのはSHARPのX68000で使えるBasic言語です。
映画にも出ていてびっくりしましたが。
新海誠氏は43歳なので,X68000を使っていた年代の中間〜最下層くらいでしょうか。

君の名は。X68000関連まとめ(ネタバレあり)

パソコンをはじめて買った中学生の時,パソコン通信(電話回線使用)は家では禁止されていたので完全オフライン。
パソコンの外界との接点は,雑誌の付録のフロッピーディスクと,マイコンベーシックマガジンに掲載されたゲームプログラムのみ。
今のようにネット検索に頼らない分,自分で考える訓練になったような気がします。
雑誌掲載のプログラムにはよく誤植などがあって,エラーは自分で潰さないといけませんした。
本が意外と信用ならないことも学びました。

今考えてみると,マイコンベーシックマガジンの読者のかなりは10代だったはず。
この雑誌はおそろしく投稿記事が盛んで,それには年齢や居住県も記載されていました。
今,40代以上になってどんな仕事をしているのか気になりますね。
私はほとんどローテクな仕事ばかりだし,キラキラした最先端の技術開発とは無縁だし,まったくもって落伍者かなあ。。。
ただただ楽しかったパソコンとの対話が懐かしいです。

そんなことを考えながら,真っ暗な屋根裏部屋での10数分。
映画での御神体訪問のシーンと勝手に重ねあわせて,まるでタイムスリップした気持ちになりました。

でも,これは本当のタイムスリップかもしれません。
気のせいの「気」は人生でとてつもないチカラを発揮することもありますから。
瀧くんと三葉が入れ替わっていたように,私たちが日常生活でタイムスリップしている時,本当に時間を超えて情報伝達されているのかもと思えてしまいます。
おっと,オカルトじみてしまいましたね。

さて,バリバリとたまったメールを返信して諏訪湖に出かけてきます。
糸守町(←なぜか変換できない)にあるクレーター湖のモデルです。
実際の諏訪湖はクレーター湖ではなく,プレート活動でできたものですが。
この一帯,プレートが入り乱れてエライことになってます。

中央構造線の謎

明日,帰京します。

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