勝木プロジェクト遂行中デス

By | 2017年5月19日

2017年5月17日朝6時。
勝木洋臣さん,福祉タクシーに乗って東京駅からほど近い会場に到着しました。
自宅への一時帰宅以外では,2年間ではじめての外出。
それ自体大変なことですが,このから4日間科挙のような司法試験が待っています。

ことの経緯はこちらを参照してください。

前日,受験会場のセッティングを完了させておきました。
普通の受験生は持ってきていないたくさんの物品。
その中には医療的ケアにつかう機器や消耗品のほか,試験監督用の机や椅子,そして真ん中には洋臣さんが使うレンタルベッドが鎮座。
解答するためのシステムはオーバーテーブル上に一式設置。

初日の朝イチは,当然ながらはじめての手順が多く45分しかない準備時間はすぐに経過してしまいました。
解答する受験支援システムの操作だけでも以下ものがありました。

  • システムが初期化してあることの確認
  • 法文(六法)データのマージ(数十のファイルをひとつに合体)
  • 法文のWord変換(Wordで動作する読み上げソフトを使うため)
  • Wordの法文で読み上げテスト
  • スイッチの確認
  • システムの動作確認と各機能の確認(スイッチによる)
  • 和太鼓による読み上げ音量のチェック
  • ディスプレイの角度調整

その間,洋臣さんの移乗やヘルスチェックや吸引などのケア。
当日や別の日に機器支援者となる人へのレクチャーもあったので,致命的なミスを誘発しないかとヒヤヒヤでした。

朝7時の試験開始にあたって,5分前から試験監督官からの説明があり,その後問題文USBの受け渡し。
受験開始の合図からのしばらくは忙しい!

「解答はじめ」とともに,問題文データをパソコンにコピーして以下の作業。

  • Wordで問題文テキストデータを読み込む
  • あらかじめ決定した書式を設定する(20pt・丸ゴシック系・行間最小・上下の余白をトル)
  • 読み上げのハイライト色や音声を確認する(問題文・法文ファイルそれぞれ)
  • 問題文・法文をシステムに登録する
  • 全体の動作テスト

ざっと書いただけでもこれだけありました。
すべての手順を終えてから洋臣さんの操作による問題閲覧と解答操作。

試験監督が5名ほどに医師(お兄さん)・身体ケアスタッフ(お母さま)・機器支援者(わたし)などで初日の1科目目はまさに戦場。

はじまってしまえば,よほどのトラブルがなければ支援者は介入できないので比較的淡々とした雰囲気に包まれました。。
でも,初日の1科目目は,今思い出してもいろいろギリギリでしたね。

試験中もノートラブルってことはなく,いくつか反省点も出ました。
これらは明日とあさっての試験に生かしていきたいと思っております。

取り急ぎ,簡単な報告まで。

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