EyeMoT 3D 「射的」のアセスメント利用

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次回アップデートのEyeMoT 3D Game 01「射的」は,アセスメントがよりやりやすくなります。ステージ毎に画像が設定でき,正解を定義できます。

さらに,ステージ毎に視線履歴を表示するので,何をどう見たかが分かりやすく提示されるのです。支援学校にアルアルの「ほんとうにわかってる?」という状況に最適です。

上図のように,「ア」が入れ替わっても視線履歴として「ア」を多く見ているのであれば「わかっている」可能性が高いといえます。

人の目視による観察では,どんなに注意深く目の動きを見ていても,何をどのように見ているのかはわかりにくいものです。ここは機械に任せて,「見ている」動作を時間累積して表示するのがいいでしょう。

時間累積のヒートマップ表示により「なんとなく」ではなく客観的な情報で示すことで「わかっている」ことが「わかる」のです。

「射的」のアップデートをお楽しみに!

EyeMoT 3D 「射的」のアセスメント利用” に対して1件のコメントがあります。

  1. 遠藤 勝彦 より:

    伊藤様 
    いつもありがとうございます。毎日チェックしています。
    EyeMoT3D「射的」がダウンロードできることをSam’s e-AT Labで知りました。
    今までPowerPointで選択の学習教材を作っていましたが、これからは「射的」の方が学習しやすくなるかもと期待しています。
    授業で使わせていただきました。2択でおこないました。バック黒、花丸をつける設定です。
    パワポの教材と違って、注視の秒数を変えられるので、生徒も使いやすそうでした。

    問題文「・・・はどれ?」を表示しながら、教員の方で言って問題を伝えました。伝えているうちに選びはじめているようでした。そのあとXキーで解除し、選んでもらいました。
    どちらか迷って選んでいるうちに×が鳴ってしまうので、秒数を決める塩梅が生徒によっては難しいかもしれません。調整していきたいと思います。

    ちょっと気になる点をお伝えします。
    ・複数の生徒がいてそれぞれの教材を使っています。前のバージョンではYOUR_IMAGESをフォルダごと取り替えることで対応していました。今回は問題文や正解が設定されるため、生徒それぞれのフォルダを作り、それぞれに対応するようにダウンロードしました。
    ・問題数が5問と決まっているため、3問しかおこなわない生徒、10問おこないたい生徒では、工夫しながらおこないました。
    ・2択で、最初に〇(正解)をしたら、→で次の問題に進みました。
     (×になって〇、〇をしても×をしないと、つまり両方の的に花丸がつかないと視線の軌跡が見られません。また×になって〇にすると結局両方に花丸がついてしまい残った画像がどちらが正解だったか生徒にわかりにくいです。)
    ・問題文の文字が黒なので、バックを黒にすると文字が見にくいです。

    他の教員にも使ってもらうためマニュアルを作ろうとしたのですが、このあたりを伝えるのが難しいので、躊躇しています。伊藤様に先に伝えた方が良いと思いました。

    よろしくお願いします。

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