いよいよ「光免疫療法」が実用化へ

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https://mainichi.jp/articles/20180118/k00/00m/040/027000c

わたしは肺がん患者です。

2017年秋にわかったこの病気ですが,ひとつ期待の治療法がありました。一見怪しい名前の「光免疫療法」です。あの楽天の三木谷さんが率いる会社により実用化研究されています。

2020年9月4日,いよいよ「光免疫療法」が世界初で正式に承認されたようです。この日本で。

今回は肺がんは対象ではなく,頭頸部がんのようです。

ただ,アメリカでは他の部位での効果も認められているので,いずれは肺がんなどにも応用されるのではないかと思います。

このような新しい発想の治療法が,自費診療ではなく,国の保険診療を前提に正式に承認されたというのは驚くべきことです。低コストで実施できる治療とされているので,「お金になる」抗がん剤などの治療が廃れることになりますから。

今後,標準治療で稼いでいる勢力から,光免疫療法への圧力が高まる可能性が予想されます。おそらくはたくさんのネガティブ情報が流されるでしょう。

光免疫療法の発案者は日本人の小林久隆さん。日本で研究を続けたくも,お金が集まらずアメリカで基礎研究を続けたといいます。将来性のある治療法であるにも関わらず,日本では理解されなかったということでしょう。

こういったことは,さまざまな分野でも起きています。とはいえ,逆輸入の形で世界で初めて日本で正式承認されることになった光免疫療法。この勢いで多くのがん患者の治療に役立ってほしいものです。

いよいよ「光免疫療法」が実用化へ” に対して3件のコメントがあります。

  1. papa より:

    この画期的な光免疫療法に期待しています。
    また、第5の治療法といわれていますが、
    比較的安価や副作用のほぼ無いことなどから、
    これを第1の治療法にして欲しい。光免疫療法で直らなければ、
    手術したり、化学療法や放射線を使うべきだと思う。
    既得権のある医療従事者、関係者のためや、製薬会社のためでなく、
    患者ファーストでお願いしたい。

  2. 伊藤三喜雄 より:

    光免疫治療法で口腔内の扁平苔癬(がん化していない)は可能でしようか
    可能であればいつころ.どこで治療.診察でしょうか.
    医者からは手術で切り取る方法しか無いようです
    宜しく回答願います

    1. Fumihito ITO より:

      私は専門家ではないためわかりません。

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