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ラッチ&タイマーの作り方

原則として,Arduino および電子工作の経験者を対象としており,工作を簡単にするため,ブレッドボードのユニバーサル基板を使用します。

機器の動作は上記動画を参考にしてください。

部品をそろえる部品表

ほとんどの部品は秋月電子通商(通信販売)から購入できますが,1個単位で購入できないものもあるので,総額がやや高くなります。

Arduino はさまざまなタイプがあり,ピンの配置が異なると配線も異なります。

② ケースに穴をあける

下の写真を参考に,ケース(タッパ)に穴をあけてください。フタにはボリュームのつまみを,ケースにはUSBケーブルを通します。

ユニバーサル基板に部品を取り付ける

はんだ付け箇所が多いので,付け忘れに注意してください。

ダイオードの方向を間違えないようにして,リレーは文字が読める方向(●が左下)に取り付けてください。ブレッドボードの電源(+)・GND(-)を逆に接続すると部品を破損します。

ミニプラグ(メス)はステレオ用のものを使っています。モノラル用のものを使えば工作は簡単になります。

ケースに部品を取り付ける

ミニプラグ(オス)およびミニプラグ(メス)のケーブルは,ケースの外側から通す必要があります。
ボリュームはフタの中心部に穴をあけて取り付けます。

Arduino にプログラムを書き込む

ソースコードはこちらです。

Arduino Nano の互換製品を使用していますので,「ボード」設定は “Arduino Nano” としてください。

動作確認

正常動作している場合,Arduino 基板上のリセットボタンを押すと,LED全点灯したのちに,スピーカーから「ピッ」と鳴ります。

その後,ミニプラグ(メス)にスイッチを接続して,動作を確認してください。

LED表示

  • LED(白)
    • 消灯:ラッチ動作モードLED(白)
    • 点灯:タイマー動作モード
  • LED(緑):リレーが動作状態の時に点灯
  • LED(赤):タイマー動作モード時に1秒毎に点灯する

⑧ 最後の工作(シール&つまみ)

ソースコードに同梱されているラベルシール(ラベル屋さんデータ)をケースに貼ります。

ボリュームにつまみを取り付けてくだい。ボリュームの取り付けには,ケースのフタに穴あけが必要です。

ケースへの基板の固定には両面テープやホットボンドをご利用ください。

完成!