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(2017年10月18日更新)
重度障害者にとって「視線入力」はそのポテンシャルの高さは理解されつつも、機器が高額であったり、使用方法が難しいなどの点からあまり導入が進んできませんでした。一方で、この数年で安価な装置も出回り始めたことから、特にコミュニケーションや教育支援において大きな成果が認められるようになっています。
そこで、本シンポジウムでは、「視線入力」という古くて新しい方法を周知し、適切に導入してもらうことを目的として、日本で活躍する視線入力ソフトの第一線の開発者・研究者・コメディカル・支援学校教員や利用者(当事者) などを一同に集めてディスカッション・事例報告等を行います。
主な企画(随時更新中)
懇親会(前日)
11月4日19時から松江駅周辺の飲食店で開催予定です。
こちらで参加申し込みしております。
プレセミナー
オープニンまでの時間は,製品開発者から直接使い方などを質問できる機会です!
また,日本一の視線入力ユーザーである三保さんの妙技もご覧になれます。
事例発表セッション「私たちはこう使っています(仮称)」
当事者の視線入力ユーザー・現場の教員やコメディカルから視線入力システムの使用例や困難事例の発表があります。
もちろん,質疑もありますので素朴な疑問点を聞いてみてください。
発表者:谷本(指導教諭)・廣田(SMA1型当事者)・岡元(筋ジス当事者・ゲーマー)・田中(SMA1型当事者)・早川(作業療法士)
対談セッション「コウイチロウの部屋」
ALS当事者である三保さんが聞き手になり,ゲストから視線入力に関することを聞き出します!
三保さんはすべての発話を視線入力で行います。
聞き手:三保(ALS当事者)
ゲスト:福島(教諭)・伊藤(販売業者)・河瀬(ALS当事者)
ランチセッション「どうはじめる?視線入力」
そもそも,視線入力はどう始めたらいいの?を具体的に解決する方法をお伝えします。
昼食を食べながら気軽にご参加ください。
講師:伊藤(島根大)・佐々木(松江医療センター)・足立(松江医療センター) ほか
パネルディスカッション「福祉・教育向け視線入力システムの未来はこうだ!」
ちょっと先の未来を熱く語り合います。
パネラー:金森(教育系ICTの第一人者)・中島(miyasuku EyeCon開発者)・オリィ(Orihime/Orihime Eye開発者)・吉村(ハーティーラダー開発者)・伊藤(マイトビーシリーズのプロ)・橋本(視線入力ユーザー)
司会:伊藤(EyeMoTシリーズ開発者)
交流セッション「エキスパートに聞こう!」
すべて登壇者は,視線入力に関するエキスパートです。
参加者のみなさんと直接交流できるまたとない機会です。
エキスパート:すべての登壇者
機器展示
Orihime Eye/miyasuku EyeConSW/EyeMoT/マイトビー/ハーティーラダー/バイブマン/テクノツール社製品 ほか
関連書籍・機器の頒布
- 肢体不自由児協会発行「はげみ6/7月号」
必読!視線入力のバイブル的雑誌です。特集「視線入力でらくらくコミュニケーション」。 - 出雲国スイッチ工房製バイオフィードバック装置「バイブマン」(3,000円)
- 出雲国スイッチ工房製ラッチ&タイマー(4,000円)
登壇者のみなさん
イベント概要
【日時】
2017年11月5日(日)09:00 – 17:30
【場所】
松江医療センター 大会議室
【プログラム】*内容は変更になることがあります
09:00 開場/プレセミナー:miyasuku EyeConの使い方/EyeMoT虎の巻/Orihime Eyeで絵を描こう/三保塾 ほか
09:30 オープニング
09:40 事例発表「私たちはこう使っています」 発表者:谷本・廣田・岡元・田中・早川 ほか
11:10 対談セッション「コウイチロウの部屋」 ゲスト:福島・伊藤(クレアクト)・河瀬(ALS当事者)
12:30 ランチセッション「どうはじめる?視線入力」
休憩&機器体験コーナー
13:45 パネルディスカッション「福祉・教育向け視線入力システムの未来はこうだ!」 パネラー:金森・中島・橋本・オリィ・吉村・伊藤(クレアクト) ほか / 司会:伊藤
15:15 休憩/機器体験コーナー
15:45 交流セッション「エキスパートに聞こう!」 エキスパート:全登壇者 ほか
16:30 クロージング
17:00 機器体験コーナー(17:30まで)
展示機器:Orihime Eye/miyasuku EyeConSW/EyeMoT/マイトビー/
ハーティーラダー/バイブマン/テクノツール社製品 ほか
【参加費】
1,000円
*患者当事者および介助者は無料
【持ち物】
お昼ごはん(近辺にコンビニ・飲食店がありません)
事前申し込みによりお弁当&お茶を販売します(1,000円)
【実行委員】
大会長 (調整中)
実行委員長 伊藤史人(助教・島根大総合理工学研究科)
大杉成喜(教授・皇学館大)
金森克浩(教授・日本福祉大学)
佐々木早苗(OT・松江医療センター)
吉岡翔太(OT・松江医療センター)
朝倉瑞貴(OT・松江医療センター)
佐藤尚美(スタッフ・しまね難病相談支援センター)
森脇繁登(OT・島根大医学部)
松村知華(PT・島根大学医学部)
加藤伸一(OT・鳥取医療センター)
中永秀繁(ALS患者)
千原貴大(筋ジストロフィー患者)
【事務局】
しまね難病相談支援センター
【主催・共催・後援】
島根大学総合理工学研究科・出雲国スイッチ工房(島根大学)
しまね難病相談支援センター・島根県作業療法士会 など