【感謝】EyeMoT盛岡ミニセミナー2025
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2025年5月10日、岩手県立大学アイーナキャンパスにて「EyeMoT盛岡ミニセミナー」を行いました。このミニセミナーは、去年末からの仙台・山形に続くもので、次回は青森か秋田を予定しています。
今回の盛岡ミニセミナーでは、岩手・宮城および山形からの講師5名と青森からの特別ゲストによる事例発表でした。残念ながら、盛岡からの講師は都合により録画での発表となりました。






各講師の発表タイトルは以下でした。
- 伊藤史人(岩手県立大学教員)
- 視線入力とEyeMoTの基礎
- 三浦弘子&桜子(当事者親子/宮城県)
- 私にもデキタ!視線入力〜EyeMoT活用を通して〜
- 遠藤麻里(養護学校教員/山形県)
- 肢体不自由児を中心とした教育現場での視線入力活用事例
- 佐々木晴美&滉太(当事者親子/岩手県)
- アイモットから広がる世界〜息子の未来を拡げるために〜
- 菅原大(理学療法士/宮城県)
- 目は口ほどに語る 〜遷延性意識障害の妻とのリハビリ〜
- 佐藤隼人(養護学校教員/山形県)
- 教育と楽しさをつなぐ視線入力 ~学校での実践と環境づくり
- 畑中優子&悠翼(当事者親子/青森)
- 視線入力EyeMoTで広がる世界 〜息子の「できる」を信じて〜
重度障害児支援 X テクノロジー活用の分野には、「専門家」はいません。支援者すべてが専門家であり実践者です。だから、横のつながりがとても大事です。いつまでも「受講者」「参加者」ではなく、自分なりの経験をもとにした「発信者」になるべきだと思っています。
盛岡ミニセミナーでは、スライドを作るのも初めてだった佐々木晴美さんが講師デビュー。すばらしいスライドを作ってくれました。
あいにく、諸事情により録画での参加になったので、近いうちにリベンジセミナーが必要ですね。時間の都合で、実習等はできなかったので、それとセットでやりましょうか。

各発表もすばらしく、中でも菅原さんの事例は涙無くして見られませんでした。出産時に奥さまの嘉花さんは遷延性意識障害になりましたが、その後、EyeMoT等を活用したリハビリで脳機能の改善がみられました。脳波が明らかに改善したのです。
改善の原理的なことはここでは割愛しますが、実は他の子でも起きているようです。いずれ解明します。
短い時間ではありましたが、濃密な事例紹介セミナーでした。講師のみなさま、手弁当での発表お疲れさまでした。
次回は青森か秋田で!

いつもの千葉ディレクターには記録を撮ってもらいました。この場を借りて感謝申し上げます。