実践報告書「子どもの思いを伝えたい 〜個別の教育支援計画を通して教師と家庭の二人三脚の歩み〜」

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  • Create Date 2020年4月24日
  • Last Updated 2020年4月24日

実践報告書「子どもの思いを伝えたい 〜個別の教育支援計画を通して教師と家庭の二人三脚の歩み〜」

本報告書は,脳性麻痺児の母親が自宅や学校での学習の取組みを記録したものです。

特徴的なのは,学校と協力して当時高額であった視線入力装置の「マイトビー」を活用した点にあると言えるでしょう。

教員でもなく支援者でもなく,ご家族による報告書というのは大変珍しく一読の価値があるものと思います。

以下,報告書の「はじめに」から。

息子(以下Yとする)は原因不明の仮死状態で出生後、8 ヵ月の時にアテトーゼ型脳性麻痺の診断を受ける。日常生活は全介助の状態が続いたが、成長と共に家族には目線で意思表 示できるようになった。Yが 4 歳の夏、私の腰痛のため急遽リハビリ施設に 1 週間預ける こととなった。わずか 1 週間であったが、Y の仙骨部には褥瘡ができていた。

思い返せば 痛そうにしていたが褥瘡に気付くことができなかった。この出来事をきっかけに、Yに、自 分の思いを他者に伝える力を何としてもつけさせたいと思った。そして、将来を豊かに過ご して欲しいという強い思いから意思疎通の方法の模索が始まった。

教師の協力を得ながら試行錯誤の結果、現在は、視線入力装置マイトビー(以下「マイト ビー」という)やスイッチ入力装置レッツチャット(以下「レッツチャット」という)を使 い、徐々に自分の思いを周囲に伝えることができるようになった。今回、ここに至るまでの 学校と家庭の取り組みを報告する。

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