世界でただひとり?「ブラインド視線入力」の女子大生

By | 2017年10月3日

「ブラインド視線入力」と言ったらいいのでしょうか。

明らかに矛盾しています。
見えていないのに視線入力をしているわけですから。

でも,紗貴さんはできています。
彼女のど根性を通して,人間の持つ可能性を示してくれているような気がしてなりません。
本人によるブログは以下です。

自身の目を単なるマーカーとして使い,文字パネルの位置を記憶して,頭部運動で入力しています。
使っているシステムは,miyasuku EyeConSW とTobii EyeTracker 4C。
4Cは先週貸したばかりで,EyeXに比べて格段に使いやすくなったとのこと。

この視線入力は手段のひとつに過ぎず,発話・触手話・点字・スイッチ・タブレットの拡大器ほか,体調にあわせて刻々と方法を変えていきます。
たとえば,日中はブラインド視線入力で夜は点字。
聴覚は高性能の補聴器とコミューンでカバー。

いつ無くなるか分からない知覚。
勉強をしたい!コミュニケーションを維持したい!の一心ですべて独学でマスターしました。

診断上は盲ろう者です。
見えているようで見えていませんし,聞こえてもいません。
さらには,両足・右手はまったくの不動。
左手の指先のちょっとした感覚だけしかなく,触覚からも隔絶されています。

見た目の100倍くらいの困難があると表現しても言い過ぎではありません。

紗貴さん,11月5日に出雲国で行われる「視線入力シンポジウム」に登場します!
どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
楽しみですね。

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