色覚特性のあるワタクシ

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思い返せばずっと若いころ,博士号取得が行き詰まったこともあり,生活を安定させるためにも,とある自治体の警察官の試験を受けたことがありました。サイバー警察も面白そうでしたから。

警察官の筆記試験はクイズ大会みたいなものなので問題なく合格しましたが,あろうことか健康診断でつまづきました。

警察官になるには,違法薬物を試薬で確認することがあるからなのか,誰よりも信号機をしっかり確認する必要があるからなのか,身体検査では色覚検査が義務付けられていました。

そして,私は色覚検査にバッチリひっかかったのです。

日常生活で不便なことは無かったし,それまでの人生で困ったこともありませんでしたから寝耳に水。

しかし,思い返せば抵抗器の色が判別しにくかったり,東京の鉄道路線図がわかりにくいと感じていたり,オレンジと黄色のLEDがわかりにくかったりしたことを思い出しました。

さらには,小学校のときやった石原式色覚検査表で,「見えてはいけないものが見えていた」ことがありました。普通,検査というのはデキていればGoodで,デキなければBad。でも,石原式色覚検査表は,デキているとBadな検査が仕込まれていたのです!

検査で引っかかった人は再検査があるということで,万全を期すために個人で石原式色覚検査表を購入。というのは,この検査はパターンが固定されており,暗記により対応できるのです。暗記で検査をPassするのは裏技すぎると思いましたが,乗りかかった船ということで丸暗記で対策。

かつては,理工系大学に進学する際には色覚検査が課されていたようです。もちろん,いまでもパイロットなどは検査があるようですね。医学部もでしたっけ。

石原式検査表を暗記した結果,再検査では無事Passしたのでした。

上の写真ですと,私の特性は左のもの。珍しいようで,なんかうれしい(^o^)

液晶ディスプレイでやる色覚検査はあてにあらないとされていますが,参考くらいにはなるのかもしれません。

10数年ぶり以上にやってみても,やっぱり難しい。。。

ちなみに,なぜ色覚特性の人がいるのかといえば,それがメリットになるシーンがあったからだとされています。たとえば,狩猟などで保護色になっている獲物を見つけられたりするからです。

普通の人が見えないものが見えてしまう私のような特性が便利に働くこともあるのです。

また,一部の芸術家では,色覚特性により斬新な絵画を描けたという研究もあります。

どんな性質でも,人と違うということは生きづらさをもたらすものですが,見方を変えれば,有利に活かすこともできるということ。

就職試験のニュースを見ていたら,そんなことを考えていしまいました。

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