SMA1型の女の子、しっかり「視線」でお勉強してます。

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以前,こんな書き込みをしました。
視線入力をうまく使えば学習にも活用できるという記事です。

この情報を元に視線入力でお勉強している少女が九州におります。
教育に熱心なお母さんですから,さまざまなことにチャレンジしています。
担当している学校の先生も新しい道具に積極的で,いち早く視線入力を導入していました。

重度障害児向けの学習アプリというと,素人が作ったどうもイマイチなものが多いものですが,たとえばベネッセは無料でもクオリティーの高いアプリを提供しています。
ブラウザ用であれば,タブレット端末のようにインストールする必要すらなくマウスだけで使えます。
つまり,視線入力を使えば視線をマウスにして既存の素晴らしいアプリが使えるのです。

下記のリンクは『視線入力で「おべんきょう」できます』の改訂版です。

  • 【重度障害児向け】ローコスト視線入力装置による無料学習アプリの活用

今回の訪問時は,ラッコに餌をあげるゲームや,アイカツ!の着せ替えゲームを見せてもらいました。
ラッコは何を食べるか知ってますか?
そんなことをゲームで学べます。
実に楽しそうにやっていましたね。

ただ,前回お伺いした時はこんなことが。。。
ワンスイッチゲームもいち早くトライ。

桃鉄やって心拍が160超えになった時は焦りましたね〜。

今回は,お勉強の模様を見学させてもらいました。
せっかくなので Gear VRも体験してもらおうと。

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VR で宇宙を飛び回るアプリをやってもらうと,レッツチャットで「かせい」とお話し!
おお,確かに赤い惑星が浮かんで見えていました。
小学校2年生なのに火星をきちんと分かるのですね。
宇宙空間で火星を目撃した小学校2年生女子。

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スイッチも上手ですから,視線入力と組み合わせてどんどん可能性が広がっていきますね。
おっと,ゲームばっかり申し訳なかったです。

またお伺いしますね〜。

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