LAのカイ君、薩摩のひなさんとご対面

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ロサンゼルス2日目の朝,地元のお宅訪問。
現地で旅行会社をやっているお宅で,けっして山の中ではないのに野生のクジャクが!
後ほど報告します。

午後はEyeMoTユーザーのカイくん(12歳)のところへ。
なんでも,EyeMoTの使用で視線入力の効果を学校に示すことができたため,自治体の制度のもとで視線入力のセラピーを受けられるようになりました。
さらには,高額なトビーコミュニケーターも買ってもらえることに!

カイくんは呼吸器をつけています。
今いるのは日本でいう子ども病院のようなところで,なんと入院費は無料だそう。
コメディカルスタッフも充実しており,フレンドリーかつポップ。
だって,スタッフは入れ墨してますからね(でも,たいへん優しい人たちとのこと)。

訪問早々,日本は鹿児島のひなさん(12歳)とカイくんでスカイプ。
以前,カイくんはひなさんの意思伝達環境の動画をみたことがあり,とても興味を持ったとのこと。
同じ呼吸器ユーザーで同じ歳。

時差のために,鹿児島は朝でロサンゼルスはその前日の夕方という時空を超えたスカイプとなりました。
ひなさんからは,最初に英語であいさつ。
カイくんは,まだ文字入力の方法を持っていないために笑顔でお返事。
ひなさんはレッツ・チャット,LINEや伝の心でバンバンとコメント。
カイくんにとって,いい刺激になったことでしょう。

おじいちゃんのカスタムスイッチでゲームをしたり,初輸出のバイブマンを試してもらったり,つかの間の3時間。
言語聴覚士さんが作ってくれたという「YES・NO」の説明書をはじめ,ベッドのまわりにはケアのメモ書きがたくさんありました。
これは日本でもそうですね。

アメリカ生まれのカイくん。
いずれはお母さんの故郷である日本に行くこともあるでしょう。
その時までには,スイッチや視線入力に慣れて,もう何年もためてきたコトバを爆発させてほしいですね。

またロサンゼルスに行く機会があったら,必ず訪問します。
きっとそれまでには文字でお話できるようになっていることでしょう!

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