つぶやけるバリアフリーマップアプリ

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いよいよ,足かけ3年のバリアフリーマップアプリが陽の目をみます。

アプリのテーマのひとつ。
「あなたの行けた!が誰かの行きたい!になる。」

2017年5月28日,六本木のハリウッドビューティープラザでプレス発表が決まっています。
遠位型ミオパチーの患者当事者で車いすユーザーの織田友理子さんをボスに,知識責任者(CKO)としてオリィ研究所のオリィくん,プログラミング開発を神戸のソフトウェア会社の協力を得て実施してきました。

私は技術責任者(CTO)として参加。
プレス発表では,機能説明などを行います。

このアプリの目指すところは,「車いすユーザーの経験を共有」すること。
これまで個人に蓄積されてきた,外出におけるさまざまな情報を格納できるようにしています。

たとえば,どの道を車いすで通ったのかは「走行ログ」で記録。
これをたくさんの人で集めれば,車いすで通れる道が浮かび上がってきます。

道端の小さな段差や入りやすいお店などは,「スポット投稿」や「つぶやき」でカバー。
多目的トイレに行ったら,全方位カメラで撮影すれば,たった一枚であらゆる設備が一目瞭然ですね。

さらには,知りたい情報を誰かにリクエストすることもできます。
きっと,それを見知らぬ誰かが答えてくれます。

モチベーション向上の施策としては,「石みがき」を実装予定です。
詳細はまだナイショ。
できあがってからのお楽しみです。

紆余曲折ありながらのアプリ開発でしたが,今年でいったんの区切りを迎えます。
これまでにないバリアフリーマップアプリであることは確かでしょう。

みなさんに使ってもらえるように,もうしばらくブラッシュアップしていきます!

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