真夏の出雲めぐり

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生きている限り、家族以外の誰かが関わることは無意味ではないはずです。
技術的な限界はあっても。

顔をピクリとも動かさない出雲の田中さん。
ずっと行き続けますからね。
20160803_01
近隣の病院や在宅ALS患者さんを訪問。
筋電演奏家ゴーシュはけっこう頑張っております。
ほぼTLSの女性からもしっかり筋電を取っておりました。

今回は電極の相性もよかったのかもしれません。
理学療法士さんによる電極貼り付け位置の変更も相まってグッと感度がよくなった感じ。
愛情深い旦那さんがあってこその,この療養環境。
これからも応援していきます!

病院では,これから盛り上げていくプロジェクト Friends4Disability の試写。
こんな紙やプレートをもって,障害者と暮らす社会を世界中で可視化していきます。
大野更紗さんの発案です。
なんだか面白そうなのでお手伝いしています。
近日,サイトが公開されます(先ほど作りました)。

なお,ひとりのALS患者さんは作曲を,ひとりのALS患者さんはCADによる製図をやりたいそうです。
いずれも意思伝達装置を使った事例はありますが,今回は視線入力を使って自由度高く操作したい!との要望です。
なかなか難易度は高いのですが,これからの患者さんにも役立ちそうなのでちょっと頑張ってみます!

真夏の出雲めぐり” に対して2件のコメントがあります。

  1. 小笹 靖 より:

    昨日はお忙しい中、また猛暑の中を出雲に足を運んで頂き本当にありがとうございましたm(_ _)m

    ご本人様、ご家族様皆さんが首を長〜くして待っておられます^_^
    脳波にも期待しています❗️

    何とかしてTさんの想いを理解してあげたいものです。
    今後とも宜しくお願いします(^O^)/

  2. Fumihito ITO より:

    もっと頻繁に行ければいいのですが(^_^;)
    今度はもう少しゆっくり行きますね。

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