DO(ドゥー)デビュー、大盛りバンザイ!

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誰だって大盛りは大好きです。

ですから,ムスメらともその気持を共有したい!

南部盛岡人にとって,DO(ドゥー)は悲喜こもごもの記憶を呼び起こさせる不思議な飲食店です。

まず,お店自体が建築物ではなく車輌。しかも客車ではなく貨車。さらには,T字型に連結,いや接合しているのです。入り口はやたら重い鉄の扉であり,かよわき女子や小さい子どもだと開閉不可能かもしれません。

おそらくですが,耐震性はおそろしく高いでしょう。地面が割れなければとことん耐え抜くはずです。だって,地面に固定されていませんから。図らずも免震構造になっているのです。一種のトレーラーハウス。

そして,店内は冬は寒く,夏も寒い。狭いこともあり,大きな声では話せません。

どのメニューも大盛りで安いので,食べさせてもらっている感がどことなくあり,お店の人に嫌われないように,いいお客であるように振る舞う必要があります。

そんなDOのウリは,言わずとしれた各種パフェ。通称,ドゥーパフェ。行く日によって違う盛りではあるものの,総じてやたらデカイ。

エビピラフのような華奢な女子らが頼みそうなライトなメニューまで大盛り。たいていは,同席の男子が残りを食べてあげることになり,上級男子ならデートするうえでそれを計算に入れた高度なプランニングも可能です。

「大盛りカツカレー + ドゥーパフェ」を完食できれば悟りを開けると言われていますので,アホな学生たちは果敢にもトライします。もちろん,9割方はいろいろ言い訳して撃沈。お店の人はそれを少なくとも30年は見続けているのでしょうね。

わたしは過去に一度悟りを開いたことがありました。

ほんと学生時代にはよく行ったものですが,社会人になったらなかなか行く機会がありませんでした。

今年(2020年),初号8歳・弐合5歳(ボディー8歳相当),いよいよムスメらもDOの洗礼に耐えられると判断し,英才教育のため訪問。

初回は4人でひとつのパフェ。これはジャブ。今度は2名でひとつかな。もちろん,食事メニューを食べた後で。

次の訪問が楽しみ。

COVID-19が落ち着いたら,メリケンのカラフルケーキを食べさせてあげたいなあ。

世界は広いのです。

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