江戸からのおっさん達と出雲国巡り

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2017年2月11-12日,都立神経病院の本間OTとニューロスカイ社の政吉さんが,出雲国のALS患者さんを訪問しました。
私は地元ガイド&運転手。

今回のつなぎ役になった地元のST(言語聴覚士)さんは,以前にICT救助隊のコミュニケーション支援講座 in 大阪 に参加。
講座で無償提供された necomimi を,コミュニケーションが取りづらくなったALS患者さんに使ったところ反応があり,それをきっかけに患者さんを取り巻く人間関係に変化があったとのことでした。
necomimi  のモジュールを応用したこころかさね もぜひ使ってみたいということで,開発者の本間OTと政吉さんの訪問となったわけです。

異国江戸からの訪問!
入国を待つのはうれしいですね~。

夜はワークショップにもゲスト講師として参加してもらいました(後ほど報告)。
大雪の中参加してくれたみなさま,ありがとうございました!

さて,こころかさね はニューロスカイ社の脳波計測モジュールを使ったアプリケーションです。
necomimi は耳の動きが気持ちの状態を示しますが,こころかさね はタブレットの画面に脳波の様子をわかりやすくアニメーション表示してくれます。
センサーの取り付け方法も改善されており,ベッドでも使いやすい形になってます。
BlueTooth 接続なので機器周辺もすっきりですね。

もうちょっとゲーム性やフィードバックを高めてもらえればおもしろいでしょう。
一式お借りしましたので,検証していきたいと考えています。

12日は,出雲国巡り。
3名のALS患者さんを廻りました。
おっさんだけではアレですので,島根大学医学部リハ部から若手OTも同行。

いやーしかし,この訪問に合わせたかのように山陰地方は大雪に見舞われました。
飛行機が欠航の危機なら,道路も悲惨。
岩手で15年ほど雪道の運転経験がありましたが,プリウス&坂道の最悪コンビネーションには勝てず,スタックしてエライ大変な思いをしました。

それでも何とか2日間の全予定を消化してお二人は無事帰国。
私も一安心です。

本間OTとは,今週新潟病院でお会いしますね。
今年も全国各地でお会い出来ればいいなあ。

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