みんなで「バイブマン」を作りました

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8回目を数えることになった「重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ 」。
今回のテーマは,『「バイブマン」を作ろう』。
日曜日の昼下がり,出雲国大学にて開催されました。

バイブマンというのは,視線入力やスイッチ入力の因果関係をよりわかりやすくするためのバイオフィードバック装置です。
ごく単純な装置ですがその効果は高く,脳性まひの子どもの不随意運動が低減されたり,スイッチ入力精度が向上したりなどポジティブな結果が確認されています。

開始直後に今津支援学校の福島教諭のスカイプ講座を敢行。
バイブマンの実例動画を交えたわかりやすい講義でした。
参加者の皆さん,これからバイブマンを作る上で,モチベーションが高まったことと思います。

今回の参加者は15名。
遠くは九州の福岡から2名,同じく直方(の〜がた)からも。
牡蠣の国や出雲国西部の名もない町からの参加者もおりました。
ほぼすべてが作業療法士と支援学校教諭。
お隣の米子(よなご)からソフトウェア会社の方の参加もありました。

制作物は2つ。
ひとつはバイブマンで,Arduinoを使った簡単な装置。
ブレッドボード基盤に,Arudino・LED・リレー・ジャンパ配線とオスジャックを付けるだけ。
みなさんトラブりながらもなんとか完成!

もう一つ,振動まくらの改造。
こいつが中々の難易度で,配線はシンプルなのですが「出血」が鬼門。
うっかりしていると,振動まくらの切開部分から白き血潮が溢れてくるのです。
止血しながらの配線はグロい!

それでも,なんとかみなさん完成させました。
九州に輸出したみなさん,今週は実戦使用でしょうか。
ぜひその模様を見せてほしいものです。

次回はArduinoを使った工作を「Lチカ」からやってみようかと思っています。
参加者少なそー。

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