【多才なママ】レット症候群の双子ちゃんママによるオリジナル鉛筆画を頂戴しました!
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2021年11月下旬、札幌を訪問する機会があり、地元の支援グループの案内で市内に住むレット症候群の双子の女の子に会えました。
双子を育てるだけでも大変なのに、医療的ケアが必要な子どもを在宅で育てるのは並大抵なことではないはずです。
それでもママさんは実に明るく、生活を楽しんでいるようにも見えました。
玄関を入るとすぐにこのイラストが。
まるで個展のようです。
どれも独創的な昆虫っぽいようなそうでもないような珍妙な生き物のイラストの数々。
器用なママさんでフェルトのホッケ・カキやお寿司(๑>◡<๑)
EyeMoTセンサリーで描いたペイント画を美しいアクセサリーにしたりも。
どれもクオリティーが高い!
スイッチで動かせる編み物マシーンもありました。
でも、やっぱり私の興味をひいたのは鉛筆画でした。
猛烈に書き込みが丁寧で、見れば見るほどに引き込まれます。
人によっては怖いかもしれませんが、それだけリアリティを感じるイラストだということでしょう。
独学でのタッチに思えません。
あ、訪問時はセンサリーをはじめ、いろいろとEyeMoTによる視線入力のアセスメントを実施。
YouTube視聴やママさんをWebカメラで映しての視線動作も観察したりも。
休憩中は、ママさんの驚きの人生を聞いたり、数々の鉛筆画やその他作品を見せてもらいました。
私はもともと絵画は好きですし、油絵をやっていたので、鉛筆画についてはとくに興味深くマジマジと見ていました。
すると、ママさんから「伊藤先生に描きましょうか?」のお言葉。
なんと、すごい!
飛行機が好きだというのを伝えた結果、描いてくれたのがこちら。
トンボのような生き物には、さまざまな隠し文が。
羽の部分には「Eye Movement Trainig」の文字があり、その他にもよく見ないとわからない文字が練り込まれています。
味わい深く見ていられます。
これはうれしいなあ💓
ずっと大事にしようと思います。
ママさん、売れっ子のイラストライターになるかもしれませんね。
「ポランの広場」、どこにあるかわかりますか?