Tobii EyeX Controller ≒ Sentry Gaming Eye Tracker

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Tobii EyeX Controller(以下,EyeX) と Sentry Gaming Eye(以下,Sentry)。
この2つ,ハードウェアとしては1グラム足りとも違いはありません。
アイトラッカーとして仕様上の違いもありませんので,まったく同じものと言えます。
取り付けマグネットの形も同じです。
2015年初春から2つの違いについて諸説ありましたが,使ってみた経験上同じものでしたので静観していました。

ここでは,ドライバレベルでの動作について簡単に確認してみましたので,以下に報告いたします。

そもそも,この2つは EyeXが「開発版」,Sentryが「消費者版」であることがもっとも大きな違いです。
「実際はどう違うのか?EyeX向けのソフトはSentryで動くのか?」という疑問がよく寄せられるので,以前検証してみた結果をお知らせします。

いきなりですが,結論。

「EyeX用に作られたソフトはSentryでも問題なく動きます。ただし,EyeXでは Sentry専用の視線計測ツール等は使えません。」
「HeartyAi,EyeMoT や Click2Speakなど ,EyeX用APIで作られたソフトウェアの動作に影響はありません。」

Sentry はゲーム用のアイトラッカーであり,ゲーム操作はもちろんのことゲーム中の視線動作を計測できます。
視線を計測することで,どのような効果があるのか実のところよく分かりませんが,上手な人とそうでない人には大きな違いあるのでしょう。
専用ツールは,SteelSeries Engine として公開されています。
SteelSeries はアイトラッカー以外にも,マウスやキーボードなどさまざまな機器があり,専用ツールでカスタマイズが可能です。

この SteelSeries Engine に EyeX をつなげてみると。。。
下図の上がEyeXをつなげた状態です。
当然ながら認識していません。
ハードウェアIDレベルでは違いがあるのでしょう。

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Sentry をつなげるとツールが起動できます。
下図に「SETRY GAME ANALYZER」を起動した画面を示します。
右上に EyeX ドライバに共通したアイコンが表示されているのが分かるでしょうか(“SETTINGS”の左です)。
ドライバは ,EyeXも Sentryも共通して利用できるのです。

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ドライバ画面の「About」で各種パラメータを確認してみます。
下図のとおり,“Eye tracker model” と “Eye Tracker serial number” 以外に違いはありませんでした。
つまり,それらの項目以外はファームウェアを含めて同じなのです。
ファームウェアが同じであれば,ドライバも共通して使えることは納得でしょう。

20151231_02
EyeXは個人輸入で約16,000円,SentryはAmazonの通販で約26,000円(2015年12月現在)。
この1万円の差をどう取るかは利用者によって違うでしょう。

Sentry はサポートが付いていますし,国内業者から購入可能であることは大きなメリットです。
ざっくり言えば,購入者自身が使うのなら EyeX,誰かにすすめるなら Sentry でしょうか。

簡単な報告ですが以上です。

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