ALSと視線入力

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世の中では,岡部さん(ALS患者)が厚労委員会の参考人としての出席を拒否された事件を皮切りに,ALS患者のコミュニケーションについて広く知られようになってきています。
やっぱりマスメディアの力はすごいものがあると感じざるを得ません。

そんな時期に,私の研究テーマである重度障害者のコミュニケーション支援活動が地元NHKで放送されました。
実にタイムリー。
中国地方の5県での放送ですが,朝ドラの直前の放送でしたし,「視線入力って何?」な人にも雰囲気は伝わったのではないでしょうか。
担当ディレクターさんも相当頑張ってくれました。

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ALS患者さんは3名,松江医療センターのOTさんも登場。
いろいろな人が関わっていることもきちんと盛り込んでありました。

また,筋電コミュニケーションアプリの動作シーンがチラっと入っていたのはマニア向けとしてはグッド。
きちんとノイズ処理がしているのは,分かる人には分かる!

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ハーティーラダーを使っているシーンも採用してもらえました。
実は,前日に製作者の吉村さんに専用カスタムをしてもらったのです。
無事動作したのでよかったです。

地味な研究テーマです。
これからも地道にやっていきましょう。

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