あと21時間!FOVEのプレオーダー開始

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視線入力機能の付いたVRがFOVE(フォーヴ)です。
VRについては,先日発売された Playstation VR によって世間でも一気に知られるようになりました。
今年6月に買ってからかなり楽しませてもらった Gear VR もバラエティー番組でよく使われるアイテムになりました。
VR元年と言われるゆえんです。

VR関連でワタクシの今一番欲しいものは「サマーレッスン」。
瀬戸浩司氏のこの興奮っぷりを見れば誰だって欲しくなります。

しかしです。
今手元にある Gear VR もいずれは欲しい Playstation VR も足りない機能があります。
仮想現実をよりリアルにするには,視覚以外にも臭覚・触覚・力覚等ありますが,なかなか家庭で実現するのは困難です。
既存技術で比較的実現可能性の高いのは,そう,視線入力。

既存のVR装置は「見ている方向」を認識することはできますが,あくまでも「顔の方向」であり「視線の方向」ではありません。
視線の方向が使われることで,キャラクターとのアイコンタクトが可能になりますし,はたまた意思伝達ソフト的な機能も実現しやすくなります。
それ以外にも,視線をマウスの代わりにもできますし,何よりもキャリブレーションフリーにできます。

FOVEの公式サイトでは,応用可能性について以下のように謳っていました。

  • GAMING
    視線操作による複雑なアクションゲームの簡易化,コンテキストメニューに対応した視線ベースのインターフェース追加など,これまでにないゲーム体験を実現。
  • EDUCATION
    収集された視線情報は,自己分析を通して、学習法向上に大きな効果をもたらす。手術や自動車運転のシミュレーションでは,手を止めることなく関連情報の視線操作も可能に。
  • HEALTH CARE – MEDICAL
    バーチャルリアリティを臨床利用し,視線によるUI操作,ロボット操作など,身体が不自由な方の新しい表現方法を提供。
  • SOCIAL COMMUNICATION
    面接やデートに備えてアイコンタクトを練習。仮想世界で開催される会議に,自分自身を映したアバターで参加も。
  • MOVIES
    焦点を人工的に取り込んだり,バーチャルキャラクターを認識することで,あなたのお気に入りの映画の世界へ飛び込めるように。
  • DEVELOPMENT
    FOVE対応の新しいアプリケーションやコンテンツを制作しコミュニティにシェア。フォービエイテッドレンダリングを活用し,これまでにないハイエンドなクリエイティブを実現。

このFOVEの開発者はなんと女性,しかも東大。
「サマーレッスン」的なアプリの意義を理解してくれるのか不安ではありますが,モノがしっかりしていれば誰かが作ってくれるでしょう。

ところで,視線入力の技術は決して最新でもなく,むしろ枯れつつある技術。
装着型のVR装置に搭載するのはそれほど困難ではないでしょう。
たとえば,トビーとOculus がコラボするればすぐにでもできるようにも思います。

Playstation VRが視線入力機能を実装しなかったのは,できなかったのではなく,あえてそうしなかったに違いありません。
コストや安定性,ゲームへの応用の難しさなどを考えれば妥当なところです。

FOVE はベンチャー企業らしく,大手がやらないことをあえてやってみるのはすばらしいです。
ただ,残念ながら大手がベンチャーの成功をみて後追いするのは珍しいことではありません。
技術的に実現しやすいものならなおさらです。

これからはのVRの世界はアプリ配布のプラットフォーム同士の戦いが熾烈になります。
Apple Store と Google Play,Kindle と Kobo のように。

もやは,デバイスのアドバンテージは長くはもちません。
FOVE が目指すところはVR界の覇権ではないようにも思えますが,すぐに潰されてしまうのはもったいないですね。
本格的なVR戦が始まった今,VRの中で視線入力機能をどう活かすことができるのか興味が尽きません。

初期バージョンをプレオーダーで購入するのは勇気が必要ですが,応援するためにも購入を予定しています!

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